プリンターのプリントヘッドを丸洗いしてみた!(Canon MP630)

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古いプリンターのインクの出が、本格的に悪くなってきました。

どうにかしたいと調べていると、
どうやら「プリントヘッドの丸洗い」という方法があるらしい…。

「プリントヘッド」について

現在のプリンターの仕組みを大まかに書きます。

印刷をするのに必要なのが、インク。

インクは「インクカートリッジ」に入っています。

よく見かけるのが、(黒/赤/黄/青)などの個別のカートリッジです。

そのカートリッジを取り付ける場所が、「プリントヘッド」です。

昔のプリンターは、「インクカートリッジ+プリントヘッド」が主流でした

インクカートリッジ=「独立型インクカートリッジ」です。(個別に分かれている)

ここ数年に発売された、安いプリンターでの仕組みは異なります。

「インクカートリッジ+プリントヘッド」が一体化しています

インクカートリッジ=「一体型インクカートリッジ」です。

黒のカートリッジ1個、カラー全部1体のカートリッジ1個

一体化しているので、インクカートリッジの値段は高いです。

安いプリンターは、この仕組みで高利益を上げるスタイルです。

但し毎回まるごと交換なので、故障に強いというメリットもあります。

今回は、Canon MP630という古い機種のプリントヘッドを丸洗いします。

「独立型インクカートリッジ」のタイプです。

「プリントヘッドの丸洗い」について

・メーカーの保証を受けられなくなる
・メーカーが推奨する方法では無い

・丸洗いしても、インク出力が改善されない可能性がある
・丸洗いは電気回路も濡れるので、壊れる可能性がそこそこあるかも
・丸洗い後は、とにかく良く乾燥させないといけない
・丸洗い時は、インクのにじんた水がかなり出る(白いシンクで行うのは×)

・プリンターが壊れても良い覚悟でやっている
・プリントヘッドが壊れたら、もうプリンターを買い替えるしか無い
・プリンターが故障する可能性あり
自己責任で行うこと

・Youtubeの多数の丸洗い動画を参考に行った
・動画が正しいとは限らない
・かなりあちこち汚れるので、新聞紙・ビニール手袋・ティッシュなどを用意する

これらをご理解ください。

プリントヘッドの取り外し~分解

事前のノズルパターンチェック

まずは事前のノズルパターンチェック印刷。
(縦縞模様なのは、そういう裏紙を使用したからです)

黒だけ全く出ませんでした。

黒のインクを新品に取り替え印刷しても、やはり黒だけ全く出ません。

インクを新品交換しても色が出ないというのは、初めてのパターン。

これは重症です。

で、調べていて「プリントヘッドの丸洗い」に辿り着いた訳です。

プリントヘッドの取り外し

まずは「プリントヘッド」の取り外しです。

プリントヘッドの取り外し方法は、メーカーや型番によって全く異なります。

中には、外れない機種もあるらしい。

MP630は幸い簡単に外せる機種でした。

当然インクで汚れているので、ビニール手袋などを装着しましょう。

外せたら、インクを軽くティッシュペーパー等で拭き取ります。

ウェットティッシュも使いました。

細かく清掃するため、分解できる範囲で分解します

この工程を実施するかは、人に依ります。

分解しないまま、丸洗いしている人もまあまあ居ます。

分解しないと、洗った後で水分を充分に乾燥させられない場合があります。

なので私は分解しました。

ネジを外して、中のパッキンみたいなのを取り外しました。

この状態で、いよいよ丸洗いします。

プリントヘッドの丸洗い

不要な容器に入れて、ジャブジャブ洗います。
(プラスチック容器が良いです)

私も最初は恐る恐る洗っていましたが、もう徹底的に洗ったほうが良いです。

回路の断線には気をつけてください。

ゆすぐ感じです。

この写真は結構洗ってからの写真ですが、かなりインクの色が溶け出します。

インクは1滴でもかなり水は汚れます。

「白いシンクで洗わないほうが良い」と書いたのはこの為。

始めはこの様に、回路部分をガムテープで保護しつつ洗っていました…

が、洗い終わってから剥がしてみると、普通に濡れていました

なので、始めから回路ごと洗ってしまって良いと思います。

(繰り返しますが、自己責任で!)

数十回洗うことになります。

しかし何度洗っても、なかなか終わりが見えません。

毎回水はインク色になります。

事前の調査で、

・ぬるま湯で洗うと良い
・80度ぐらいのお湯で洗うと良い

という情報を知っていたので、途中からぬるま湯で洗い始めました

しかしそれでも終わる気配がないので、

80度ぐらいのお湯で洗う方針に変更。

すると、インクがまた濃く溶け出すようになってきました。

なので、80度のお湯で洗う作戦はかなり有効かと思われます。

インクの色が殆ど出なくなったら、終了です。

ティッシュなどでよ~く拭き取ります。

次は乾燥です。

さっきの容器をよく吹いて、キッチンペーパーを敷き詰めた物。

ここで3日以上天日干しします

私は7日程度、室内で天日干ししました。

見た感じ、2日程度で乾いていた印象だったので、”3日以上”としました。

丸洗い後、印刷した結果…

お、出なかった黒が微妙に復活している!

結果は以上です。

この後印刷してみたのですが、
黒は少しずつ薄れて行っているような気が…

治ってはいるのですが、少し延命した程度になってそうですね…

皆さんも、プリンターが壊れても良い覚悟があるなら、

プリントヘッドの丸洗いを試してみては如何でしょうか。

私はもうプリンターは買い替えです。

↓多分一番売れているやつ(TS3530)

EPSONのプリンターは、インク代が互換インクでもかなり高いので、
辞めたほうが無難です。

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