過去のWPS Officeの一部の記事に、2020年1月時点での内容を足して改稿しておりました。
バナーは「WPS Office Standard Edition」を2017年に1つだけ貼り付けていたのですが、実際によく購入されるEditionは違っていました。
今回ちょっと調べてみたのでご紹介。
どのバージョンを買うか迷っている人の指針になればと思います。
目次
商品情報
数年間ずっとAmazonさんが最安価です。
限定版というのもあります。
バージョンの違いについて
入手形態は2種類
大きく分けて、
・ダウンロード版(シリアルコード版)
・CD-ROM版、カード版(パッケージ版)
の2種類となります。
ダウンロード版はシリアルコードが送付されます。
本体は別途タウンロードを行い、シリアルコードを入力して製品版として認証されます。
パッケージ版はCD-ROMが同梱されています。
CD-ROMからソフトインストールを行い、同封のシリアルコードで認証します。
カード版というのもあり、Personal Editionが該当します。
シリアルコードの書いてあるカードが発送されてきます。
ぶっちゃけて本体をどこから入手するかというだけで、やってることは同じです。
ダウンロード版はシリアル管理のみで物理的なものがないので、省スペース的な意味ではオススメです。
最近はダウンロード文化がより一層進んでいる為、DVDドライブを搭載しないパソコンも多くなっています。
パソコンソフト業界では、そういった人の為の施策は昔からありました。
USB版のソフトなども存在します。
本サイトでも、総数ではダウンロード版を購入されている方のほうが多いです。
一方で、「現物がないと落ち着かない」という人がいるのも事実。
その辺りは好みに合わせて選びましょう。
ダウンロード版のシリアルコードの管理についてです。
万が一「忘れてしまった!」ということがあっても、Amazonからの購入だといつでも見ることが出来ます。
アカウントサービス > ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ
で辿ることが出来ます。
Editionは6種類
※【for Mac】は1種類しかないので除外しています
Writer | Spreadsheets | Presentation | その他 | |
Personal | ○ | ○ | ||
Premium Presentation | ○ | |||
Standard | ○ | ○ | ○ | |
Standard W | ○ | ○ | ○ | 2ライセンス版 |
Gold | ○ | ○ | ○ | VBAマクロ |
Platinum | ○ | ○ | ○ | VBAマクロ テーマフォント |
Personal と Premium Presentation をバラバラに買うと割高となります。
基本的にはStandardが良いでしょう。
「パワーポイント使わない」という人にはPersonal。
VBAマクロを使いたい場合はGold以上となります。
WPSでの名称はMicrosoftだと以下の通り。
Writer = Word
Spreadsheets = Excel
Presentation = PowerPoint
入手形態とEditionの組み合わせ
ダウンロード版 | CD-ROM版 | カード版 | |
Personal | ○ | ||
Premium Presentation | ○ | ○ | |
Standard | ○ | ○ | |
Standard W | ○ | ||
Gold | ○ | ○ | |
Platinum | ○ |
Amazon.co.jp限定のPersonalは、カード版のみとなっています。
(カードとマニュアルが発送されてくる)
実際に人気のあるソフトはどれ?
本サイトからの結果
2019年の年間での結果です。
1位=【Amazon.co.jp限定】WPS Office Personal Edition(シリアルコード版)
2位= WPS Office Standard W Edition CD-ROM版
3位= WPS Office Standard Edition CD-ROM版
4位= WPS Office Standard Edition ダウンロード版
5位= WPS Office Gold Edition CD-ROM版
あれ?ダウンロード版が多いんじゃないの?
こうしてみると、CD-ROM版が多いのでは?
と思うかもしれませんが、1位が圧倒的に多いのです。
Personalは値段も安く、必要最低限で良いという方が多いことがわかります。
あと、何故かStandard Wが2番目に売れてます。
Standard Editionのバナー1つだけをサイドバーに長らく貼っていました。
…が、Personalのほうが全然売れていたという真実…
貼ったのは2017年。
今回見直してみると、パッケージも変わってました。
(Personalのほうに貼り直しました)
そもそも記事を書いた2017年時点では、Personalは存在していなかったんですね。
(発売日: 2018/2/8)
Amazonランキングからの結果
1位=【Amazon.co.jp限定】WPS Office Personal Edition(シリアルコード版)
2位= WPS Office Standard Edition CD-ROM版
3位= WPS Office Standard Edition ダウンロード版
4位= WPS Office Standard W Edition CD-ROM版
5位= WPS Office Gold Edition CD-ROM版
似たような傾向でした。
Standard Wは意外と人気あるんですね。知らなかった。
一方で、グレーなソフトを買う人もいた
別記事でも注意喚起してますが、グレーな商品を買っておられる方も数人確認。
いわゆるプロダクトキー・シリアルコードのみの販売です。
Microsoft Officeが1000円台で売られてますが…
1000円台のMicrosoft Officeとか、まず有りえません!!
変なシリアル販売には絶対に手を出さないでください!
評価欄を見るとわかりますが、
「偽物だった」
「認証できない」
「32ビットバージョンだった」
「2016を頼んだのに2013だった」
などトラブル満載です。
これはOfficeのプリインストールされたパソコンのソフトから、CD-ROMやシリアルを抜き出して販売するようなアウトな行為が行われている為です。
手を出さないようにしてください。
最後に
WPS Officeは家庭用で使用するには十分な機能があると言えます。
見かけ上もマイクロソフトのものと遜色ありません。
うまく活用して、費用を抑えるようにしたいですね。
WPS Officeの種類について
WPS Office 2の現在はAmazonではパッケージ版のみ。
【Personal】(Writer+Spreadsheets)
【Standard】(Writer+Spreadsheets+Presentation)
【Gold】(Writer+Spreadsheets+Presentation+VBAマクロ)
が存在します。(2020/8/24現在)
([同カテゴリーを探す]で全部見れます)
WPS Office (1)の現在は【ダウンロード版】【パッケージ版】
【Personal】(Writer+Spreadsheets)
【Standard】(Writer+Spreadsheets+Presentation)
【Standard W】(Standardの2ライセンス版)
【Premium Presentation】(Presentation)
【Gold】(Writer+Spreadsheets+Presentation+VBAマクロ)
【Platinum】(Writer+Spreadsheets+Presentation+VBAマクロ+テーマフォント)
が存在します。(2020/1/28現在)
私はGoldを使用中です。
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