平日に病院へ行った帰り、断捨離系の本を買おうかと、本売り場で捨てる系の本を読み漁ってみました。
最近の捨てる系の本に関する、素直な感想です。
前提。これまで本は読みまくってます。
断捨離・片付け・収納系の本は、すでに何十冊も読んでいます。
そんじょそこらの普通のお片付けの本では、もう満足できないです。
私に片付け系の本を買わせるには、相当良い内容でないと難しいです。
それだけ本の選定眼が上がってます。
・これまでに無かった内容、視点
・思わずメモしたくなるようなテクニック
・知らない作者の本
こういう本を求めています。
・洗濯物の畳み方をやたら推してくる
・写真だらけで内容がスッカスカ
・マンガの解説だらけですぐに読み終えてしまう
・ページ数がやたら多いのに、行間が広くて内容が薄い
・収納グッズの紹介ばかりで、物自体が減っていない
こういう本はダメです。
という風に、買うハードルが高い視線で、今回探してみました。
定番の本、同じ作者
まずは、やましたひでこ氏の本です。
断捨離の提唱者であり、ど定番。
私も何冊も読んでいるのですが、ハズレの本はほぼ無いです。
どの本を読んでも知識は身に付きます。
捨てるだけではなく、「部屋や空間をどうしたいか」、「理想に近づけるにはどうすれば良いか」、など具体例を交えつつ解説しておられます。
どの本を買うか迷ったら、やました氏の本でOKです。
失敗することはほぼ無いでしょう。
次に、こんまり(近藤 麻理恵)氏の本です。
私もやました氏とこんまりさんの本の影響を受けた口なのですが…
上記の「おしゃべりな部屋」という本を読みました。
この本ははっきり言って、時間の無駄です。
何も得られるものは無さそうでした。
この本を読んで片付けを頑張ろうという気にはならないです。
テクニックも何も無いです。
Amazonで★4.5なのですが、ダメでしたね…。
↑私が一番初めに買った本です。
こんまりさんの本は、この1冊だけ読めば良いかな、という感じです。
「人生がときめく片づけの魔法」は2巻もありますが、1巻だけでOK。
と、この2人は断捨離・片付けの定番の本です。
その他の本を読んでみましたが…
・洗濯物の畳み方を推してくる本 → やっぱり1冊は見つかる
・写真だらけで内容がスッカスカの本 → たくさんあります
・ページ数がやたら多いのに、行間が広くて内容が薄い → たくさんあります
と、テンプレ通りのダメな本も一定数あります。
最近多いのが、収納グッズの本です。
例えば、
「無印の収納ケースを多数買って、見栄えをよくする」
「ニトリの収納ケースを多数買って、見栄えをよくする」
というパターン多し。
白系で統一してキレイに魅せる、という手法です。
これ見飽きました。
私がしたいのは、そういう事では無いです。
「物を捨てるためには、どういう考え方が必要か」
「むしろ収納グッズ・収納ケースすら捨てるようなアイディア」
こういう案が欲しいですね~。
最近多いのが、
「捨てない片付け」
「隠す片付け」
「片付けない片付け」
など逆張りのタイトルで読ませようとする本ですね。
私から言わせてもらうと、論外です。
ただ逃げてるだけで、何も解決していない…
読みまくった結果。
結局、今回購入する本はありませんでした。
2時間以上読み漁ったのですが。
ビビッときたら、即購入するんですけども。
私に刺さるような内容の本は見つかりませんでした。
とにかく、逆張り系の本はおすすめしません。
まずは捨てまくる。
収納は最後に行う行動です。
物が減れば、収納するタンスやケースまでも減らせます。
捨て終えた時に改めて考えましょう。
地元の本屋がほぼ絶滅状態になってしまい、本屋に行く機会が少なくなりました。
遠方まで出かけないと、なかなか本に出会えないです。
そんな中、定期的に片付け系の本を探しています。
良い本があったら紹介します。