「ゆうパケットポストのシール」が、メルカリやPayPayフリマに多数出品されています。
「何故に?」と思ったので、利益が出ているのかどうか検証してみます。
「ゆうパケットポストのシール」とは
ゆうパケットポスト シール (公式サイト)
価格は販売店により異なります。
①郵便局「ゆうパケットポスト シール 20枚入り」 100円 (税込)
→1枚あたり5円
②ローソン「ゆうパケットポスト シール 10枚入り」 75円 (税込)
→1枚あたり7.5円
③ダイソー「ゆうパケットポスト シール 20枚入り」 110円 (税込)
④セリア「ゆうパケットポスト シール 20枚入り」 110円 (税込)
→1枚あたり5.5円
買うなら郵便局が一番お得です。
私も郵便局で買ってます。
このシールを貼るだけで、「ゆうパケットポスト」に早変わり。
宛名不要の匿名配送、配送追跡などが出来るようになります。
ここ1~2年で主流になりつつ有る配送方法です。
私も郵便局に行く回数が激減しました。
ポスト投函でOKなので楽です。
メルカリでは、「ゆうパケット」より「ゆうパケットポスト」の方が、送料が15円安いです。
「ゆうパケットポスト」は、「メルカリ」「ヤフオク」「PayPayフリマ」「ラクマ」などで使用可能です。
先日作った、送料の表を張っておきます。(2023年7月時点)
「ゆうパケットポストのシール」出品で利益は出るの?
本題です。
「ゆうパケットポストのシール」20枚を、多数の方が出品されています。
今回は、「メルカリ」「PayPayフリマ」にて調査します。
メルカリ
メルカリでは数百件の出品があります。
「おまけ1枚の21枚」「おまけ付き」などの出品もありますが、
今回は20枚について調査します。
ゆうゆうメルカリ便(ゆうパケットポスト)で売れた場合
300円出品、手数料30円、送料215円
→利益55円
仕入れ値100円を考慮すると、45円の赤字になります。
普通郵便(定形郵便)で売れた場合
シール20枚をパッケージごと重量を計測した結果、35gでした。
→最小の送料は、定形郵便94円(50g以下)
300円出品、手数料30円、送料94円
→利益176円
仕入れ値100円を考慮すると、76円の黒字になります。
PayPayフリマ
確認時点では100件ほど出品されていました。
PayPayフリマでは、発送方法はおてがる配送(日本郵便)のみです。
(郵便局の場合)
おてがる配送(日本郵便)で売れた場合
300円出品、手数料15円、送料175円
→利益110円
仕入れ値100円を考慮すると、10円の黒字になります。
まとめてみると、
メルカリ+匿名配送=45円の赤字
メルカリ+定形郵便=76円の黒字
PayPayフリマ+匿名配送=10円の黒字
ということになります。
利益を得るなら「メルカリ+定形郵便」が一番
匿名配送だと、どちらも利益が死んでしまいます。
赤字~利益10円という悲しい結果に。
メルカリに多数並んでいるのは、定形郵便で利益を得る為かと思われます。
(そもそもメルカリで300円出して100円の商品を買う理由が、殆ど無さそうですが…)
PayPayフリマ+匿名配送の出品は、「?」と感じざるを得ないです。
10円の利益はちょっと小さすぎるなあ…。
但しPayPayフリマはクーポンを配りまくっているので、とても買いやすいのは確かです。
200円引きクーポンで、実質100円で買えたりします。
以上が調査結果となります。
他に何か、出品されている理由があれば教えてください。m(_ _)m
いつものように、ゆうパケットサイズの箱のリンクを置いときます。
まとめ買いが正義。