パソコンのOSの入れ直しを行ったのですが、Windows7がWindowsUpdate出来ないようになっていました。
WindowsUpdate自体に仕様変更があった模様です(本当に困る…)
私がWindows7からWindows10最新にまでアップグレードした手順を備忘録として残しておきます。
目次
- 1 予定していた手順と、実際に行った手順(全然違った)
- 2 インストール手順
- 2.1 ①Windows7をクリーンインストールする
- 2.2 ②マザーボード他のドライバーを、メーカー製のドライバーディスクからインストールする
- 2.3 ③該当サイトから、更新エージェントWindows最新バージョンに更新する
- 2.4 ④Windows7でWindowsUpdateを行い、最新のWindows7にする
- 2.5 ⑤プロダクトキーを認証する
- 2.6 ⑥Windows10の最新版にUSBメモリから更新する
- 2.7 ⑦Windows10でWindowsUpdateを行い、最新のWindows10にする
- 2.8 ⑧グラフィックボードの最新ドライバーをインストールする
- 2.9 ⑨常用する最低限のソフトのインストールを始める
- 2.10 ⑩イメージバックアップを作成する ⑪復元ポイントを作成する
- 2.11 ⑫その他のソフトを入れる
- 3 正直、アプデを止めたいけど…
予定していた手順と、実際に行った手順(全然違った)
WindowsUpdateを行うと、OSが起動出来なくなりました。
クリーンインストールで改善を試みます。
予定していた手順
①Windows7をクリーンインストールする
②マザーボード他のドライバーを、メーカー製のドライバーディスクからインストールする
③プロダクトキーを認証する
④Windows10の最新版にUSBメモリから更新する
⑤Windows10でWindowsUpdateを行い、最新のWindows10にする
⑥グラフィックボードの最新ドライバーをインストールする
一度Win7にしてからWin10にしています。
ちゃんと理由があります。
マザーボード他のドライバーが、Win10状態だとすべてインストーラーから弾かれてインストール出来ない事態だったです。(前回経験済み)
9年前のパソコンなのでどうしようも無いです。
その為、マザーボードのドライバー類がWin10でインストール出来るなら、いきなりWindows10の最新版をインストールしてOKです。
実際に行った手順
①Windows7をクリーンインストールする
②マザーボード他のドライバーを、メーカー製のドライバーディスクからインストールする
③該当サイトから、更新エージェントWindows最新バージョンに更新する
④Windows7でWindowsUpdateを行い、最新のWindows7にする
⑤プロダクトキーを認証する
⑥Windows10の最新版にUSBメモリから更新する
⑦Windows10でWindowsUpdateを行い、最新のWindows10にする
⑧グラフィックボードの最新ドライバーをインストールする
⑨常用する最低限のソフトのインストールを始める
⑩イメージバックアップを作成する
⑪復元ポイントを作成する
⑫その他のソフトを入れる
すごく手順が増えてます…
MicrosoftのWindows7のサポートが終了し、なんとWindowsUpdateの仕様変更がされていました。
WindowsUpdate自体が動かない…
詳細は各項目で書いていきます。
インストール手順
①Windows7をクリーンインストールする
ここはOS入れ直しの一番始めなので同じです。
DVDドライブからブート起動し、Windows7をクリーンインストールします。
ネットワークケーブルは外しています。
プロダクトキーはこの時点では認証させていません。
(Win10でアカウントに紐づけてデジタル認証済みの為、ややこしくなるのを回避する目的でした)
②マザーボード他のドライバーを、メーカー製のドライバーディスクからインストールする
ドライバーを入れます。
Win7の状態でインストールを開始しました。
ドライバーディスクからマザーボード関連のドライバー(チップセット、USB3.0、サウンドなど)をインストールします。
ここまでは普通だったのですが…
③該当サイトから、更新エージェントWindows最新バージョンに更新する
まず、プロダクトキーを認証させようとしました。
(LANケーブルを挿しました)
しかしプロダクトキーが認証出来ない!?
なんで?なんで?
本体に貼ってあるシールのプロダクトキーを何度も確認し、何度入力し直してもダメ…
「もしかしたらWin10のデジタル認証と重複していると思われている?」
そう考えて、とりあえずWin10に更新することを優先することにしました。
さて、WindowsUpdateっと…
更新できない!
というか更新確認自体が動いてないぞ!
慌てて調べてみると…
ものすごく簡単に説明します。
・Windows7のサポートは2020年に終了した
・WindowsUpdateのシステム自体を変えた
・Windows7のWindowsUpdateに必要なシステムを別個インストールする必要がある
・Windows7SP1以降である必要がある?
こんな感じです。
Windows7SP1じゃないとダメなのに、SP1にアップデートするアップデーターが死んでるって何やねん?
というわけで、個別アップデートを行いました。
私が参考にしたのが以下の記事です。
初期設定後のWindows7アップデートに失敗する時の対処法
私のPCはSP1適用済みだったので、
「Windows Updateエージェントを手動で最新バージョンに更新する」を実施します。
以下のサイトよりエージェントをダウンロード&インストール。
もし「SP1が入っていない、入ってるけど動かない」という人は、以下のリンクも参考にしてください。
3つのファイルを個別インストールするらしいです。
(KB4474419、KB4490628、KB4516655)
2021年版:Windows 7 を久しぶりに更新する時の注意
④Windows7でWindowsUpdateを行い、最新のWindows7にする
とりあえず最新のWindows7にしました。
この手順が必要かどうかは不明ですが、正常にWindowsUpdate出来るか、確認の意味も込めて行いました。
今回は動作したので一安心。
⑤プロダクトキーを認証する
最新のWindows7にすると、何故かプロダクトキーを認証が通りました。
何故アップデート前に認証できなかったのか、意味がわからない…
追記)別のPCで試すと、③の直後にプロダクトキー認証が出来ました。
⑥Windows10の最新版にUSBメモリから更新する
ここからWindows10に更新する作業です。
Windows 10 のダウンロード>ツールを今すぐダウンロード
マイクロソフト公式ページより、Windows10をダウンロードすることになります。
ここからはDVDかブートUSB方式かによって方法が変わります。
ツールを実行すると、本体のダウンロードや作成メディアへのインストールは勝手にやってくれます。
・DVDに焼く場合…Windows10のISOファイルを作成する(DVDメディアが必要)
・USBメモリの場合…USBメモリからブート可能なファイルを書き込んでくれます。
DVDはメディアを用意する必要があるので、USBメモリを推奨します。
このブートUSBメモリは、BIOSからのブート起動が可能ですが、ブート起動からのOSのアップグレードは出来ないようです。
Windowsを起動後に実施して、インストーラーを起動させましょう。
インストーラーから指示に従ってアップグレードします。
更新時点では、バージョン21H2でした。
大型アップデートは半年に一度でしたが、
2022年からはWindows10の大型アップデートは年1回になるそうです。
Windows10に更新するとWindowsDefenderも入るので、この時点でウイルス対策も出来ました。
⑦Windows10でWindowsUpdateを行い、最新のWindows10にする
WindowsUpdateを行い、最新のWindows10にしました。
実はここが大きな壁で、私のPCではバージョン21H2に更新するとパソコンが起動しなくなるという症状でした…
クリーンインストールからはその壁を超えられたようです。
一安心。
ここを超えられない場合は、パソコンの買い換えをする予定でした。
⑧グラフィックボードの最新ドライバーをインストールする
やっとグラフィックボードのドライバーです。
この時点で最新のドライバーを入れました。
少し古めのグラボなので、昔のディスクだとWin7やWin8用なんですよねー。
公式サイトより最新のドライバーをDLして入れます。
⑨常用する最低限のソフトのインストールを始める
従来ならここで作業終了、あとはソフトを入れていくだけ…
の予定だったのですが。
これまでの作業を今後もやりたくないので、イメージバックアップを作成することにしました。
インストール状態をまとめて復元できる領域の作成です。
まずは
・圧縮解凍ソフト
・Chrome
・ファイル同期ソフト
・ファイルコピー用ユーティリティ
・メディアプレイヤー
・オフィス
・テキストエディタ
などの、必ず使用する最低限のソフトをインストールしました。
そして、この状態でイメージバックアップを作成します。
(細かいソフトや設定は作成後に個別追加します)
⑩イメージバックアップを作成する
⑪復元ポイントを作成する
「イメージバックアップ」は、パソコンの指定した部分を丸々バックアップする機能。
「復元ポイント」は、システムの情報をバックアップする機能。
「イメージバックアップ」
・大容量のバックアップなので時間が掛かる
・空き容量が必要になる(私の場合は46GBでした)
・起動ディスクが必要(CD/DVDメディアを1枚用意)
コントロール パネル>システムとセキュリティ>バックアップと復元 (Windows 7)
>システムイメージの作成
バックアップの保存場所を選択するのですが、Cドライブ以外のドライブでOK。
他の普通のファイルなどが入っているドライブで構いません。
ドライブを1つまるごと使用するバックアップではなく、バックアップファイルは
「WindowsImageBackup」というフォルダ内に保存されます。
私は内蔵HDDに保存しました。
データ保存後に、「システム修復ディスクを作成しますか?」と聞いてきます。
「はい」を選択し、CD/DVDメディアで起動ディスクを作成します。
メディアに色々メモしておくと良いです。
(起動ディスク、イメージバックアップ、日付、Windowsのバージョンなど)
このディスクを使ってデータを復元する場合は、CD/DVDをBIOSからブート起動させることになります。
「復元ポイント」
・短時間で終わる
・アプリ入れたら調子悪い…などちょっとした不具合に使う
設定>システム>詳細情報>システムの保護
>作成
⑫その他のソフトを入れる
ここからは色々なソフトを導入します。
ゲームだったり、ちょっとしたソフトだったり。
最低限でインストールしていなかったソフト達です。
ソフトの細かい設定なども残っています。
正直、アプデを止めたいけど…
アップデートによる不具合が多すぎです。
アプデを停止していたほうが安泰な気がします。
しかしセキュリティ上、困難です。
何年もアプデを止めておく訳にも行かないですし…
パソコンを買い換える気満々でした。
治ったのでもうしばらく粘ってみます。
Windows10は2025年10月14日にサポートが終了します。
第8世代以降のCPUでないと、Windows10にはアップグレード出来ません。
(Core i3 8100 など)
「もう壊れそう」
「古すぎる」
こんなPCは買い替え時かもしれません。
現在は第12世代が主流です。(2022年1月時点)
実際販売されているのは、第10世代~第12世代です。
パソコンを買う際は中古PCを買わずに、素直に新品の新世代のパソコンを選びましょう。
第8世代より前のCPUのPCを買うと、25年10月に寿命を迎えてしまうので短命なPCとなってしまいます…。