訳あって、外付けHDD(ハードディスク)を分解しました。
色々応用できそうです。
壊れててもパーツ毎に使い道があるかも!?
商品情報
2021年に人気だった、ポータブルHDDのリンクを貼ってます。
(今回分解したHDDではありません!)
私のHDDはもう販売終息品だったので。
今回分解したのは、HD-PCFU3シリーズのポータブルHDDです。
分解した理由は、内蔵HDDが必要になったからです。
急遽必要になったのですが、手元に内蔵HDDの予備が有りませんでした。
購入する方向で検討していたのですが、ポータブルHDDの予備があったことを思い出しました。
分解すれば使えるのではないかと考え、思い切って分解する事にしました。
ついでに色々検証もしてみました。
当たり前ですが、分解するとメーカーの保証なども受けられなくなる可能性大です。
分解時にカバーが割れたり、落下してHDDが壊れてしまう可能性もゼロではありません。
分解する際は必ず自己責任で行ってください。
分解してみた
幸いにも、同じ型番のポータブルHDDを分解している先駆者がいました。
どうやら、ポータブルHDDはネジ止めではなく、爪ありのケースで閉じている模様。
つまりマイナスドライバーなどを隙間に突っ込んで、こじ開ける必要があります。
その人が開けていた、「側面に何本かマイナスドライバーを突っ込む」という作戦を真似してみたのですが、開く気配は無し。
仕方が無いので、壊れる覚悟で長方形の四隅の一角にドライバーを突っ込み、力を込めて開いてみました。
すると、パッカーンとキレイに外れました。
ご参考までに。
なお、側面などには少しケースに傷が付きました。
当たり前ですが。
蓋を外したところ。
みっちりHDDが埋まってます。
HDDを外したところ。
蓋部分には爪があることが判ります。
これでケースをぴっちり固定していた訳ですね。
ケースの底には、緩衝部分あり(灰色の部分)
中身はTOSHIBAのHDDでした。
国産HDDといえば東芝です。(信頼性もあります)
写真のようにHDDの接続部分が取り外せます。
この基盤部分で、SATA接続をUSB3.0接続に変換しています。
ポータブルHDDの中身が2.5インチHDDがSATA接続なのがわかりました。
このHDDは内蔵HDDとして使用できそうです。
裸族のお立ち台(内蔵SSD・HDDを外付け化するアダプター)を用いて、このHDDを別のPCに接続してみた結果…
無事に認識しました!
ポータブルHDDの厚さに注意!
私が分解したポータブルHDDの厚さは、分厚かったです。
厚さ15mmもありました。
ちなみに所持しているSSDの厚さを測ってみると、7mmでした。
実に2倍以上の厚さの差がありました。(写真参照)
つまり、省スペースPCやミニPCなどの薄さが要求されるケースに内蔵させることが難しくなります。
一般的なMicroATXケースのような用途では大丈夫です。
私も今回はMicroATXケースで試します。
3.5インチベイには余裕で入ります。
「換装する予定だったけど入らなかったーー」
こういう事態もありえますので、まず換装先の厚さを測っておきましょう。
アダプターも使えそう!
SATA接続をUSB3.0接続に変換する基盤も、アダプターとして使えそうです。
故障したポータブルHDDを処分する際に、
「壊れたのがHDDなのかアダプターなのか?」
を調べてみましょう。
残している方は使えそうなので、捨てる前に分解してみるのも良いかもしれません。