「ほつれ補修針」なるものを、最近知りました。
服の糸のほつれを直す針です。
今回は「ほつれ補修針」を普通の針で代用できないか、試してみました。
「ほつれ補修針」とは
画像はAmazonより。
「ほつれ補修針」とは、糸のほつれを直す針です。
服からちょろっとハミ出た糸。
これを元の姿に戻すわけです。
針の後部の、溝状になっている部分。
ここにハミ出た糸を巻き込んで引っ掛けて、引っ張って糸を引っ込めます。
この針を何度も刺して通します。
私はこの補修針を持っていません。
なので、普通の針で代用できないか、試してみた次第です。
普通の針で代用してみた
考えてみました。
補修針は、溝の部分でハミ出した糸を巻き込んで引っ張ります。
糸を摩擦で引っ張れば良いわけです。
という訳で、「普通の針に糸を通して、勢いよく引っ張れば巻き込めるのでは?」
と思いつきました。
針に糸を通した状態。
もちろん、糸に結び目は付けません。
これで何度も針を通して引っ張って、ほつれのある服に試してみます。
試してみたのは速乾シャツです。
少しですが、ほつれあり。
普通の針+糸を、勢いよく通す!
直せました!
何回も通さないといけないけど。
このような細かい目のシャツなら、何とかなりそう。
別のシャツも試してみます。
このシャツは10箇所以上、ほつれがありました。
一応、直せました。
よく見ると、直した部分はちょっと凹んでます。
洗濯バサミは、針を通す場所に目印として付けました。
あると便利。
直した部分の裏面。
糸を引っ張っているので、当然裏面の方は糸が出てきます。
普通の針でやる”メリット”と”デメリット”
メリット
・ほつれ補修針なしでも出来ちゃう?
デメリット
・白いシャツは、補修すること自体が向かないかも
(凹んだ跡が目立つ)
・普通の針+糸だと、摩擦が少ないので何度も何度も針を通す必要がある
・糸の分だけ、ほつれ補修針より長い距離を引っ張る必要がある
・大きな糸の生地だと、普通の針+糸で出来ない可能性がある
(引っ張れない、力が足りない)
デメリットのほうが多い感じです。
とりあえず「普通の針+糸」で代用してみましたが…
枚数や箇所が多いなら、素直にほつれ補修針を買ったほうが良さそうです。
ちなみにダイソーで補修用針が売っていますが、ほつれ補修針が入っていないような…?