休眠口座をご存知でしょうか。
銀行口座の最後の取引から10年経つと、権利が消失してしまいます。
今回はゆうちょ銀行で、29年前の口座からお金を下ろせたというお話です。
行った手続きとかも書いていきます。
目次
経緯
実家の大掃除をしているときに、昔の郵便局の通帳が見つかりました。
引っ越す前に、祖父母が私用に作ってくれたものでした。
まだ郵政民営化される前で、通帳も縦型です。(写真撮り忘れました)
表紙に「郵政省」と書いてあります。
最後の取引は平成1年でした。(29年前)
休眠口座って?
通常は10年
10年以上にわたって取引をしていない口座は、休眠口座(休眠預金)とされ、権利が消失します。
キャッシュカードなども使えなくなります。
口座のお金は、社会のために有効活用されるそうです。
民営化前のゆうちょ銀行は20年2ヶ月
民営化前(平成19年9月30日)の郵便貯金は、20年2ヶ月です。(例外)
ゆうちょ銀行にも内容が記載されています。
長期間ご利用のない貯金のお取り扱いについて
民営化後のゆうちょ銀行は10年
民営化後は他の銀行と同じ扱いなので、10年となります。
で、結局口座はどうなってたの?
結論から言うと休眠口座からお金を下ろせました。
しかし手続きが何度もあったので、メモがてら書いておきます。
同じような方がいらっしゃったら参考にしてください。
私の場合は最後の取引から29年、転居あり、実印も変更ありでした。
ゆうちょ銀行の口座はすでに持っていたので、2つあるとややこしいので解約もすることにしました。
行った手続き
①お金が下ろせるか、窓口で確認する
まずはこの通帳からお金をおろせるのか確認しました。
なんか行員さんがあちこちに電話を掛けていました…
どうなるんだ?と見守りました。
数分待たされた後、確認が取れてOKとのことでした。
②通帳の変更
縦型の通帳は古すぎて使えないので、現在の通帳への変更が行われました。
一番最初に「解約する」と伝えてあったのですが、どちらにしろ通帳の変更は絶対やらないといけないようです。
そして新しい通帳になりました。
この直後、解約するので完全に資源の無駄です(´Д`)
③実印の変更
実印は今は自分のものがあるので、変更となります。
古い実印の登録を抹消し、新しい実印で再度登録という形となります。
④住所の変更
住所も違うので、住所変更の手続きが必要となります。
⑤解約処理
新しい通帳を作ったばかりですが、早速解約となります。
1ページ目で役目終了。
平成28年で利子の項目がありましたが、預金自体はいじってません。
ほぼ30年前ですね…
⑥お金の移動
解約するので、お金を移動させなければいけません。
ここでお金を別のゆうちょ銀行の口座に移そうとしたのですが、また手続きが出てきました…
何枚書くねーん!
ということで流石に面倒くさかったので、現金で受け取る方法に変更しました。
何度も待たされるの長いですし。
最後に
というわけで、休眠口座からお金をおろせたお話でした。
手続きが面倒だったのですが、休眠状態で下ろせるとは思っていなかったのでラッキーでした。
余計な口座も解約できたので、ある意味捨て活ですね。
みなさんも眠っている通帳が見つかったら、ダメ元で問い合わせて見ると良いと思います。