「Windows」から「ChromeOS Flex」を遠隔操作してみた(Chrome Remote Desktop)

Windows10の終了までもう少しです。

親類のパソコンを遠隔操作する必要が度々あり、そのPCもWindowsじゃなくなる可能性が高いです。

予行練習として、「Windows」から「ChromeOS Flex」をGoogle Chromeで遠隔操作してみました。

遠隔操作の概要

これまでは「TeamViewer」というソフトを使って、
親類のパソコンを遠隔操作していました。

しかし、そのパソコンはWindows11の要件を満たしていません

低スペックなので動作も遅いです。

そこで、次のOSを「ChromeOS Flex」にするか検討中です。

となると、Windowsのアプリは使用不可となり、「TeamViewer」も使えません。

つまり、別の遠隔操作ソフトが必要です。

そこでGoogle謹製の拡張機能、

Chromeリモートデスクトップ (Chrome Remote Desktop)

を用いて、異なるOS間の遠隔操作を試してみることにしました。

今回は「Windows10」から「ChromeOS Flex」の遠隔操作をテストしました。

遠隔操作の手順

(A1)サポートする側(Windows10)

①Chrome Remote Desktopの拡張機能をインストールします。

リンク → Chrome Remote Desktop

②Chromeの拡張機能(ジグソーパズルのピースみたいなアイコン)がら、
Chrome Remote Desktopを起動します。

https://remotedesktop.google.com/support/

というアドレスで開くはずです。

ここからは(B)サポートされる側の準備が出来るまで待機。

(B1)サポートされる側(ChromeOS Flex)

サポートする側と同様に、Chrome Remote Desktopをインストールして起動。

①拡張機能のインストールのリンク → Chrome Remote Desktop

②インストール後に開く → https://remotedesktop.google.com/support/

③「この画面を共有」の12桁を取得

リモートサポート>この画面を共有>「+コードを生成」

12桁のアクセスコード(数字)を相手に伝える。

(アクセスコードは5分で期限切れとなるので注意)

↑ChromeOS Flex側の画面です

もしOSがChromeOS Flexなら、
「Chrome Remote Desktop」の拡張機能が入っていればOKっぽい。

(ここからはChromeOS Flexの人は読まなくて良いです)

もしOSがWindowsなら、
「この画面を共有」のダウンロードマークを押すと、
「chromeremotedesktophost.msi」がダウンロードされる。
これをダブルクリックするとインストールされる。

Windows10の
アプリ>アプリと機能 を見ると、
「Chrome Remote Desktop Host」というアプリがインストールされています。

(ここまで)

(A2)サポートする側(Windows10)

③リモートサポート>「別のパソコンに接続」

相手から聞いた、12桁を入力。

(B2)サポートされる側(ChromeOS Flex)

④「~(サポートする側のメアド)~にパソコンの閲覧と制御を許可しますか?」

と右下に出るので、「共有」を選択

これで遠隔操作が可能になります。

遠隔操作してみる

相手のパソコンの画面が、(A)側のGoogle chrome内に出てきます。

試しに、iijmioのページを開いて、

画面右下のサポートチャットbotに、

「キャンペーン」と打ち込んでみた所のスクショです。

こちらからのキーボード入力も問題なく出来ています。

相手のPCの動画再生をすることなども、普通に出来ます。

遅延の大きさは不明ですが、

サポートする作業にスピードは求めてないので、特に問題無いかと。

この記事を書いたのは、親類に説明する時に、

このページを丸々見せたほうが早いと思ったからです。

皆さんも説明が大変そうなら、このページをブックマークしておいてください。

「(B2)の③の通りにやって」という感じで説明できます。

なんとかなりそうです

「Chromeリモートデスクトップ」で操作したのは初めてでした。

相手のPCのメモリが4GBだったので、
ガックンガックンになるかと想像していましたが、そうでもなかったです。

Windowsが重いだけなのかも。

WEB上で出来そうな事は、「ChromeOS Flex」でも問題無さそうです。

という訳で、「ChromeOS」を搭載した「Chromebook」にも使用価値が出てきました。

高いPCを買わずに、

安い「Chromebook」を1台持っておくのも、悪くは無さそうです。

CPUはN100がコスパ最強です。