仕事をする上で、会議の議事録などを作成する際、ボイスレコーダーがあると聞き逃しがないという利点があります。
最近はスマホにも録音アプリなどがありますが、実際に使ってみるとどっちが便利なのでしょうか。
比較してみました。
目次
商品情報
OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VN-541PC (オリンパス、ボイストレック)
日本の製品の中ではAmazonで1位。
価格.comでも常に5位以内にいる感じです。
このサイトで再三言っていますが、電気製品は日本製にしましょう。
スペック
外形寸法=108 mm × 37.5 mm × 20 mm(最大突起部含まず)
質量=67 g(電池含む)
メモリ=4GB
再生形式=WMA形式
電池持続時間(内蔵マイク録音時)=会話・音楽52時間、メモ52時間、LP60時間
録音時間=会話・音楽251時間、メモ495時間、LP1570時間
モノラル録音
電池は単4×2個
ケーブルはMicro-USB→USB-A 接続です。
少し前のスマホケーブルと全く同じ。
実際スマホ用のケーブルで接続して認識しました。
外観・仕様について
外観
パソコンに接続するMicroUSBケーブル、単4電池2本が付属。
説明書・ガイドなど。
裏面は電池を入れる場所のみ。
上面にマイクジャック、イヤホンジャック。
これだけで録音できますが、マイクが必要な場合は別途用意しましょう。
側面にMicro-USBジャックあり。
単4電池を立てて大きさ比較。
起動画面
再生中、録音中の画面です。
録音は赤○のボタンを上にスライドするだけ!
とても簡単で早く、楽です。
これがこの機種の最大のポイントです。
操作について
直感的に操作できる
操作方法とかは説明書を見たほうが良いです。
録音・再生などは直感的に操作できるので、読まなくても大体何とかなりそう。
細かい操作で困ったときだけ説明書を読む感じ。
録音ミスなんかも、ゴミ箱のボタンがあるのでわかりやすいです。
音声ファイルの確認などは、パソコンに接続して確認したほうがダントツで早いです。
PCに接続すると…
外付けUSBのように、ファイルに直接アクセスできる
Win10ではドライバーいらず、即認識する
WMAなので、Windowsではすぐ再生可能
「WMAはどうなの?」と思いましたが、
「WindowsPCで再生できれば別に困らないなー」と感じました。
音質と容量について
音質について
気になっているのは音質だと思います。
この機種はモノラル録音です。
安価なエントリーモデルなので割り切りましょう。
「ステレオと比較すると何が違うの?」
と言われても、
「正直わからん」
というのが素直な感想。
机の上に出した状態での録音は、2~3m離れていてもはっきりと聞き取れました。
ポケットに入れた状態だとさすがに音が少しこもりますが、それでも何を喋っているのかは理解できました。
スマホのアプリと本機の録音の比較をしましたが、
「喋っている単語をしっかりと聞き取る」
という点ではVN-541PCのほうが上回っているように感じました。
過去に相手の会話を録音したことがあったのですが、スマホ録音ではあまり聞こえなかったんですよね…。
このことが本機を買うきっかけになりました。
容量について
「4GBで十分」
録音時間を見てみると、数百時間録音できます。
しかもPCに接続すれば簡単にデータを転送できます。
困るポイントは正直言って無かったです。
使用に際して
使ってみた感想
・思ったより本体が小さくてGOOD
・スライドするだけで即録音開始できるのは本当に超絶に便利。とっさの録音が出来てしまう
・安価で日本製である為、入門としては最適かも
・想像していたよりもしっかりと録音される
・但し、操作音やポケットにれる音などもガサゴソとそれなりに大きく聞こえてしまう
・ノイズキャンセルは正直違いがわからなかった
・ポケットに入れる場合は、本体上部(内蔵マイク)をポケット入り口に向ける(つまりレコーダーの下部をポケット下部になるようにする)
注意点
・モノラル録音です。安価なので仕方なし
・電池を入れ替えると日時がリセットされる
・WMAファイルなので、編集には何かしらのソフトが必要(フリーソフトでいくらでもありますが)
・録音の一時停止ができない
使いどころ
・パワハラ対策、言った言わない対策
・会議での議事録
・社内などでスマホが使えない状況で活躍 などなど。
最後に
コスパは抜群です。
国内メーカーのオリンパス(OLYMPUS)で安心感もあります。
もう一度言いますが、スライドするだけで即録音開始できるのは本当に超絶に便利です。