USBハブの買い替えを検討中に、良い商品を見つけました。
AUKEY CB-H19というUSB3.0ハブです。
導入することにより、コンセント数の削減、ポータブルHDDへの電力供給など、数々の問題を解決できました。オススメです!
目次
商品情報
特徴的なのが、4つのUSBポートと、3つの充電ポートです。
セルフパワーなので、コンセントが必要です。
大きさはこんな感じです。
青ポートがUSB3.0、緑ポートが充電専用です。
iphone5と比較。
思っていたより小さかったです。
良かった点
①充電ステーション化、コンセント数の削減
これが一番の買った理由です。
他の一般的なUSBハブは、パソコンと繋いで終わりです。
まあこれが普通なんですが。
しかし「CB-H19」は、充電ポートが3つあります。
これはパソコンの電源を消しても動作しています。
つまりこのハブの充電ポートに、「スマホ」「タブレット」「モバイルバッテリー」「ゲーム機」などを繋ぎっぱなしにしていても、全く問題なく充電できます。
USBハブにスマホなどを繋いだ場合、通常のUSBハブならPCの電源を入れた時に通信して「どうしますか?」のような通知が鬱陶しく出ますが、そういった煩わしさもありません。
気になって他社のものを調べてみたのですが、セルフパワーのUSBハブでも、パソコン電源オフの場合は充電は動作しないタイプも有るようです。
また、コンセントとAC-USBアダプターの削減にも繋がりました。
旧環境
USB2.0ハブ(バスパワー)
外付けHDD(コンセント必要)
スマホなどの充電アダプター(コンセント必要)←人によっては何個も必要
↓
新環境
CB-H19(USB3.0ハブ&充電ステーション・セルフパワー、コンセント必要)
外付けポータブルHDD(コンセント不要)
②外付けポータブルHDDへの電源供給
同時期にたまたまですが、外付け据え置きHDD → 外付けポータブルHDDに買い直しました。
ポータブルHDDはバスパワーのUSB3.0ハブでは電力が足りないため動作しません。
セルフパワーはコンセントによる電力供給の為、問題なく動作します。
※セルフパワーとバスパワーについて
・セルフパワー = コンセント必要、電力高、値段高
・バスパワー = コンセント不要、電力低、電力低
ポータブルHDDを接続するには、セルフパワー必須です。
マウスやキーボードのような低電力には必要ありません。
③PS3コントローラーの充電
プレステ3のパッドは、通常の充電のみの機能のUSB端子に挿しても充電できません。
PCやPS3・Wiiなど、何かしら情報を通信している機器に接続しないと充電できないようです。
この商品の充電ポートに挿しても同様に充電出来ません。
パソコンの電源を入れている間にUSB3.0ポートに挿せば充電できます。
特別な変化はないのですが、このハブ周りを充電ステーション化してしまったので、PS3のコントローラーやスマホ、タブレットなど充電が必要なものをすべて集めることより一元化できました。
結果として、このハブ以外の場所がスッキリしました。
④PC電源を切っている間にも4ポートで充電できた
これは後で気がついたのですが、パソコンの電源を切っている間に、USB3.0ハブの4ポートにUSBを挿しても充電できるようです。
これは嬉しい誤算。
⑤USB-ACアダプターの削減
スマホ、タブレット、ゲーム機…
USB-ACアダプターが大量にありましたが、多くが不要になりました。
殆どをメルカリで売ってしまいました。
万が一足りなくなっても、私には「Anker PowerCore Fusion 5000」があるので大丈夫です。
悪かった点
無線LAN2.4GHzとUSB3.0の干渉問題
これは知りませんでした。
こちらに詳しくまとめられています。
無線LANの2.4GHz帯とUSB3.0が干渉するという話「不調はこれが原因か!」と気づけた人続出
結論から言うと、「無線LANやBluetoothと、USB3.0機器は近い周波数を使っているので、お互いに干渉してしまう」という点。(特にポータブルHDD)
これは「この機器に限った話ではなく、全てのUSB3.0機器に起こる問題」です。
今後USB3.0ハブを買う予定のある方は、注意したほうが良いです。
USB2.0で事足りるなら、そちらで済ませるという手もあります。
実際に起こったこと
ポータブルHDDを挿した途端、以下のような状態に。
・ワイヤレスマウス → 全く動作せず
・ワイヤレスキーボード → 動作飛び飛びの打鍵の遅延・漏れ発生
こんな感じで挿しました。
左から3・4番目がレシーバー、7番目がポータブルHDD。
ポータブルHDDが近くにあるとアウトの模様です。
次に、USB2.0ハブを噛ましてみましたが、アウト。
やはりUSB3.0の動作機器が近くにあるとダメな模様。
最終的に、USB延長コードでUSB2.0ハブごと、遠くに伸ばしました。
すると、双方問題なく動作するようになりました。
どうやら90cm~1m以上離すと良い模様。
悪かった点と書いておりますが、
この機器が悪いわけではなく、全てのUSB3.0ハブにある問題です。
私みたいに知らない人も大勢いると思いますので、
注意喚起の意味を込めて書いています。
最後に
個人的には、色々な物や体積が減らせて大満足の一品でした。
空間の節約ですね。
充電ポートが付いているUSBハブは数える程しか販売されていませんので、確保しておきたいところ。
ただ、USB3.0と無線の干渉問題は本当に知りませんでした。
今までUSB2.0だけで頑張ってたので…
様々な会社のUSB3.0ハブのAmazonの低評価コメントを見ていると、この問題を知らずに評価している人も多くいるようです。
この問題は、今後メインになるであろうType-cケーブル(USB3.2~)でも起こるそうです。
どうやら電磁波シールドを施してあるケーブル以外は問題ありらしいです。
Macなどでも起こっているらしいです。
中華の知らないメーカー品が横行しているので、有名メーカー以外は避けたほうが良いです。
(日本のメーカーの他は、ANKERやAUKEYなどが有名です)