大掃除や捨て活などで大きく立ちふさがるのが、昔のビデオテープ、CD/DVDなどのメディアです。
こういったものは「捨てる判断と残したい内容の判断」に時間がかかります。
今回はどのようにしてデータ化するかを軽くご紹介。
目次
知っておきたいこと
①とても時間がかかります
昔のアナログテープは判別するのに時間がかかります。
・全て再生しなければならない
・DVDのようなスキップができない
・巻き戻し/早送りの速度に限界がある
②捨て活をやる前にやってしまいましょう
大掛かりな捨て活をやるつもりの人は、この作業を先行してやってしまいましょう。
途中に挟むと、大きく作業が止まってしまいます。
先行というつつも、この作業自体も捨て活です。
③メディアの種類
アナログ
・ビデオテープ
・カセットテープ
・レコード
デジタル
・CD
・DVD
・MD
・LD
④再生環境はありますか?
再生環境がないと確認できません。(ビデオデッキ、LDプレーヤーなど)
私の場合はレコードやLDは持ってないので確認できません。
環境が用意できなくて、そんなに大事なものじゃないとわかっている場合は、思い切って捨ててしまいましょう。
中身を確認せずとも要らないと解っている物は、即廃棄します。
データ化しよう
全てパソコンに取り込む
本題です。
全てパソコンデータにして取り込んでしまいます。
PCで全てのデータを「音楽・映像」で一元管理してアクセス出来るようにします。
データ化の方法は概要をザッと紹介します。
理由は、時代が変わるに連れて必要な機材・ソフトが変わっていくからです。
細かい説明は実施するタイミングでgoogleで検索したほうが早いです。
本当に大事なものは取っておく
全部を捨てる必要はありません。
思い出のCD、中身の確認できないテープ等あると思います。
ただ、「今後もその環境でアクセスすることはあるかな?」と考えてみましょう。
「再生できる環境が無いけど、思い出のCDだから取っておきたい…」
そういう場合は”CDを見た・聞いた時に当時のことを思い出す”ので捨てられないんです。
なので、スマホでパシャッと写真に撮ってしまいます。
更に写真のバックアップを、パソコンやクラウドに保存。
音楽自体もパソコンに取り込みます。
これで捨てられます。
CDジャケットの画像を見れば、同様に当時のことを思い出せます。
データ化の方法
①ビデオテープ
機材:ビデオデッキ、デジ造映像版 PCA-DAV2
ソフト:録画ソフト(アマレコTVなど)
ビデオデッキ=デジ造=PC と繋ぎます。
おそらくこの作業が一番時間がかかります。
私がやっていた方法が、「ビデオテープの再生が終わるまで全部キャプチャーし、あとでパソコンでシークしながら一気に確認する」という方法です。
寝る前に録画開始して朝まで放置です。
これなら巻戻し/早送りの作業が要りません。
問題はHDDの容量を大きく使うことです。
機材は当時はデジ造が有名でしたが、今なら多数の選択肢があると思います。
いちばん有名なのは【GV-USB2】です。
ソフト側の設定は難しいので、買った機材の付属ソフトが一番楽だと思います。
業者にDVDへのダビングを委託するという手もありますが…
テープ1本当たり1000円~1500円程度とかなりお高いです。
納期もかなり遅いです。
②カセットテープ
機材:カセットデッキ、オーディオケーブル
ソフト:録音ソフト(多数のフリーソフトがあります)
カセットデッキ=オーディオケーブル=PC(ライン入力) と接続。
マイク入力だとノイズ・音量の問題があるので注意。(ブーストが掛かる)
残したいのはラジオ録音のワンコーナーだけだったので、それほど時間は掛かりませんでした。
オーディオケーブルは現在は100均でも買えます。(AUX ミニプラグケーブル オス-オス)
追記)
最近は下記のような、カセットテープ→USB経由でパソコンに取り込むような機器も販売されています。
こちらのほうが圧倒的に楽です。
③CD
機材:なし(PCのDVDドライブ)
ソフト:CD Manipulator
定番ソフトでmp3化します。
後々このデータも半分ぐらい削除しちゃいました。
カセットテープの録音含め、今は聴き放題のサービスなどもあるので、そちらに依存して全部捨てるという選択もあります。
④DVD
機材:なし(PCのDVDドライブ)
ソフト:HandBrakeなど
ソフトは年々変わります。
DVDをmp4化していたのですが…
「この動画もう一度見る?」と自問自答した結果、途中で作業を止め、全てのデータを消しました。
こちらも動画見放題のサービスに依存して捨てる選択もあります。
処分方法
自治体のルールに従って廃棄します。
アナログテープは念の為、すべてハサミを入れて切断しておきました。
CD/DVDは古いものは売れないので廃棄。
TV録画したDVDは全てカッターで傷を入れて廃棄しました。
MDは再生環境がない上に、全部不要だと判断したので廃棄しました。
ビデオデッキ・カセットデッキも不要となり手放しました。
最後に
全作業が終わるとかなりスッキリします。
データは外付けメディア(SDカード、USBメモリ、HDD)や、クラウド環境(Googleドライブなど)へのバックアップをお勧めします。
コメント
隅に数十枚のCDを置いています。今回データ化後思い切って捨てることにします。