WindowsとLinux2つの、トリプルブートにチャンレジしてみた

最近の記事の通り、Windows11不可の古いPCに、Linuxを入れるテストを行っています。

今回は、OSのトリプルブートにチャンレジしてみました。

Windows10の終了で、古いPCどうする?

Window11にアップグレード出来ない、Windows10の古いパソコン。

これにLinuxを入れて軽い作業用として使っていこう、という作戦です。

Windows10の終了に伴い、

ZorinOSというLinuxソフトのダウンロードが急増しているそうです。

WindowsそっくりなOSで、Windows10の終了日に最新版がリリースされました。

あまりにも人気すぎて、公式サイトからダウンロード出来ない状態です。
(ミラーからはダウンロード可)

そして定番のLinux Mintも強いです。

Linuxで人気ナンバーワン。

本家のUbuntuよりも動作は軽量です。

見た目も洗練されています。

Cinnamon、MATE、Xfceの3つのエディションがありますが、

ソフトを安定的に動かしたいならCinnamonです。

私のマシンのスペックだと、Cinnamonでも大丈夫なので今回導入します。

ソフトの導入と、この記事の目的

今回は、

・Windows10
・Linux Mint Cinnamon Edition
・ZorinOS18

この3つを1つのSSDに入れて、トリプルブート環境を作ります

この記事は、

トリプルブートやLinuxの導入方法を説明するわけではなく、

どうやっていきなりトリプルブートを作成したのか

について解説します。

★Linuxを2つ入れる理由

→しばらく使ってみて、良い方をメインにする為。

★Windows10

→ESUで1年延長中。1年後、無理やりWindows11を入れる予定

なお、私はトリプルブート(OS3つ共存)どころか、

デュアルブート(OS2つ)も作ったことがありません

AIと対話して、何とかする!

ここで登場するのがAIです。

AIと対話しながら、完成形を目指します。

個別のGoogle検索などは、特に行いませんでした。

今回の目的は、3つのOSのトリプルブートの作成です。

事前にWindows10の入ったPCに、

「Linux Mintのインストール中に致命的なエラーが出て作業が止まる」

事を確認済みだったので、

パーティション含め全てクリーンインストールから開始する事もAIに伝えます。

始めはUEFIでのインストールで計画を建てられましたが、
(第4世代と伝えてあったのに)

BIOSでのインストールを伝えると、計画を変更してくれました。

↓↓

Windows10→Lunux Mint の順番で入れろとのこと。

領域を3分割するので、分割容量も事前に伝えてあります。

ここまでで3分割のうち2つが完了します。
(Windows10+Linux Mint)

Linux Mintのインストール時の細かい設定などがわからない場合、

その都度AIに質問しました。

最終的に3つのOSをインストールできました。

MBR形式で作成しているので、パーティションは4つまでになります。

Windowsインストール時に細かい領域が2つ出来ているので、すでに4パーティション。

ZorinOSを入れる時は、論理パーティションで作成する必要がありました。

そこもAIに確認を取ってから進めています。

OSを Windows10 → Linux Mint → ZorinOS の順番で入れている為、

ZorinOSが選択肢の最優先で起動してしまいます。
(最後にGrubが上書きされた為)

ここもAIに相談し、

Linux MintからGRUB編集ソフトをインストール&設定することで、

起動優先順位を変更することが出来ました。

Linuxに詳しくない人には何を言っているかわからないかもしれませんが、

疑問に思った点はAIにどんどん聞くと良いです。

解決方法を提案してくれます。

私も知らない内容がバンバン出てきましたが、AIに聞けば解決できました。

AIの想定する選択肢やメニューが出現しない、という事もありましたが、

そういう時はその画面をスマホで撮影し、AIに送ってやると、

何かしらの答えが返ってきます。

すごい時代になったもんだ

対話形式だと、詰まった時に詰まった部分をすぐ聞けるのが良いです。

「このソフトのこの部分」だけをネットで探すのは、なかなか大変ですので…。

AIに今回のような出来事を頼む時は、

始めにしっかりと

・計画や目的
・こちらにある情報全部

を伝えたほうが良いです。

全体像を送れば、計画を立ててくれます。

今回の作業はAIの分業で行いました。

★全体的な流れとメインストリーム=ChatGPT

★Linuxでの設定などの細かい内容=Copilot、Gemini

という感じでした。

どれも無料AIです。

内容が長い質問などを繰り返すと、

AIは始めの方の内容を忘れてしまうことが結構あります

AIを複数使って考える量を分割すれば、物忘れも起きにくくなります

というわけで、しばらく3つのOSを使用していきます。
(サブPCなので、躊躇無く色々イジれます)

AIを複数使うなら、パソコンのほうが断然作業しやすいです。