Rufus+Windows8で「Windows To Go」を作成したときのメモ

Rufusで「ポータブルで持ち運べるWindows」を作成した時のメモです。

用語説明

Rufus

・WindowsやLinuxなどのインストールディスクを作成できる。

・Linuxなどでは、USBからOSを起動できる”LiveUSB”を作成できる。

・「非ブート用」を選択すれば、パーティションなど含めて完全なまっさら状態のUSBを作れる。

「Windows To Go」

「Windows To Go」は、ポータブルで持ち運べるWindowsを作成できる。

↓↓

従来なら「Windows8の一部のバージョン」と「Windows10の初期バージョン」で、公式に作成できる機能だった。

しかし、Windows10の途中から廃止された。

Rufusでは「Windows To Go」を作成できる

Fixed属性、Removable属性

Fixed属性
→内蔵SSD/HDD、一部の外付けSSDなど

Removable属性
→MicroSD、USBメモリなど

「Windows To Go」は、ではRemovable属性ではまともに動かない

(作成前に警告される)

公式の「Windows To Go」は、許可された一部のストレージでしか作成できなかったらしい。

「Windows To Go」を作成してみた

※私はWindows7のライセンスをディスクで所持しています。
(8へのアップデートもOK)

Windows8から実装された機能なので、「Windows8の Windows To Go」を作成してみました。

Rufusの他に、WinToUSBというソフトも試してみました。

Windows8 + MicroSD + Rufus → ×(インストール画面の前に青画面で落ちる)

Windows8 + USBメモリ + Rufus → ×(インストール画面の前に青画面で落ちる)

おそらくRemovable属性なのが原因です。

あと、USB3.0接続でも転送速度が遅くてOS起動に間に合わないらしい。

Windows8 + MicroSD + WinToUSB → ×(ブートできないUSBになった)

Windows8 + USBメモリ + WinToUSB → ×(ブートできないUSBになった)

無料ソフトなので試しましたが、ブートすら不可でした。

Windows8 + 外付けSSD + Rufus → ◯(動いた!!)

USB3.0接続の外付けSSD500GBだと、見事に動きました!

USB3.0のUSBメモリでも動かなかったので諦めかけていました。

ちょっとビックリ。

試しにインストールタイプのアプリケーションをインストールしてみました。

見事にインストールできました。
(外付けSSDにインストールされている)

アプリケーションも普通に動いています。

注意しておきたいのが、もしWindowsのライセンスが無い場合

30日経過で以下のような現象が起きるそうです。

・ウォーターマーク(透かし)が入る

・個人設定系が出来なくなる

・ライセンス認証を促すポップアップが定期的に表示される

私はライセンスを所持しているので、無い場合の動作は未確認です。

以上、

「Windows8+外付けSSDだと、ポータブルWindowsが作れる」

というメモでした。

誰かのお役に立てれば幸いです。