メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで、「返品不可」の商品を見かけます。
何があっても文句が言えない可能性もあるので、注意が必要です。
「返品不可」→実際は返品できるのか?
メルカリ、ヤフーフリマ、ヤフオクについて調べてみました。
メルカリ
メルカリでは、返品に応じないという記載をすることを禁止しています。
商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること(禁止されている行為)
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/904/
「返品不可」
「ノークレーム (NC)」「ノーリターン (NR)」「ノーキャンセル (NC)」
「3N (略語)」
これらのワードは禁止されています。
本文中に入れると、修正しろと言われます。
但し、「ジャンク品」(=故障品)と記載している場合は、
話が変わってきます。
故障していると解っている状態で購入するので、
「壊れているから返品」は不可能です。
この辺のルールは曖昧で、
メルカリ運営の返答でも、返品要求が通ったり通らなかったりするようです。
結論から言うと、
・メルカリでジャンク品は出すな
・ヤフオクでジャンク品を出せ
が一番正しい選択。
ヤフーフリマ
ヤフーフリマでも、NCNRは禁止されているようです。
Yahoo!フリマガイドライン細則
https://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/guide/guideline/detail/
21.商品に瑕疵、問題(商品説明の記載と異なることを含みます)があっても返品に応じない旨の記載をすること
ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル
返品不可
NCNR
ヤフーフリマで返品不可の出品をしたことが無かったので
今回の調査で初めて知りました。
ヤフーフリマでのジャンク品のキャンセル事案ですが、
調査しましたがほぼ見つかりませんでした。
取引件数自体が少ないのと、PayPayフリマからの改名などが影響しているものと思われます、
ヤフオク
ヤフオクは、返品不可の記載が可能です。
記載が可能どころか、
2023年までは返品不可の記載をしなければなりませんでした。
現在は廃止されていますが、返品不可の能動的な記載は可能です。
「返品不可」「ノークレームノーリターン」「ノーキャンセル」「3N」
おそらく全てのワードはヤフオクが発祥です。
これらのことから、
ジャンク品や返品不可にしたい場合は、ヤフオクでの出品が最適です。
返品されない文章を書く!
返品を要求されないように、出品時点で予防線を張っておきましょう。
・ジャンク品(故障品)です
→ジャンクの意味を知らない人がいるので、「故障品」とも書いておく。
・「壊れています」「動きません」「キズがあります」「汚れあり」とたくさん書く
→どこが故障していても対応できるようにする
・「気付いていない故障箇所があるかもしれません」と書く
・「全体的に状態が悪い」などの最低ランク状態に設定する
・タイトルに「ジャンク品」と付ける
などですね。
とにかく故障品ということをアピールします。
私の場合は、
「動作確認が出来ていますが、古すぎるのでジャンク(故障品)扱いです」
という出品の仕方をしています。
「ジャンクだけど、動いたからラッキー」と相手に感じさせるのです。
ジャンク品は何度か出品しましたが、返品要求はゼロです。
このように、
返品不可商品はメルカリは無理でも、
ヤフオクなら出品できます。
ヤフオクで即決形式で出品すると、条件が揃えばヤフーフリマにも出品されます。
皆さんも、フリマアプリを使い分けて出品してみませんか?